コラム >> 楊多傑


中国銘茶探訪(15)

雲南沱茶

2025年8月、拙著『吃茶趣:中国名茶録』の発行部数が5万冊を突破した。茶に関する小さな本がここまで売れることは、出版業界が低迷する今日において、容易ならざることである。...

中国銘茶探訪(14)

梧州六堡茶

六堡茶の選び方についてよく尋ねられるが、まず、産地から見ていくのがよいだろう。昔、薬局の入り口には必ず「本場の薬草」と書かれた看板やのぼりが掲げられ、この「本」の字が品質...

中国銘茶探訪(13)

妃子笑

特別な茶樹 「妃子笑」は、福建省南平市武夷山の桐木関保護区で生産される高級紅茶である。この茶は不思議なもので、産地を変えるとうまくいかない。同じ製法を用いても、あの独特...

中国銘茶探訪(12)

浙江黒茶

中国にはさまざまな種類の黒茶があり、原料や製法の違いにより、黒磚茶、花磚茶、茯磚茶、米磚茶、青磚茶、康磚茶、金尖、天尖、毛尖、芽細などに分類される。生産量で見ると、湖南省...

中国銘茶探訪(11)

福鼎荒野黄金葉

近年、福鼎白茶が人気である。私は四川、湖南、貴州の茶の産地を訪れた際、福鼎白茶を加工・生産する工場にしばしば出くわした。福鼎白茶は福建の特産品であるのに、なぜ他省でもつく...

中国銘茶探訪(10)

歙県・珠蘭花茶

北京の人びとはジャスミン茶を好んで飲むが、かつて北京には二つの花茶が存在していたことは、あまり知られていない。一つはジャスミン茶、もう一つが珠蘭花茶である。ジャスミン茶だ...

中国銘茶探訪(9)

安徽黄茶

2025年4月、安徽茶業協会副会長の孫西傑先生と共に、安徽省のお茶の産地を巡り、黄茶の産地を集中的に訪ねた。黄茶という銘柄は馴染みが薄く、「安徽黄茶」と聞いてもイメージが...

中国銘茶探訪(8)

祁紅香螺

祁門紅茶の産地は、山紫水明の中国安徽省南部・祁門県である。世界三大高香紅茶の一つに数えられ、中国十大名茶の中で唯一の紅茶として知られる。

中国銘茶探訪(7)

茯磚茶

どのようなお茶を飲むかは、その人の食生活によって決まる。腸内に油分が少ないと、3杯のお茶で酔ってしまい、とても楽しめない。中国西北地域では肉食や乳製品が多く、新鮮な野菜や...

中国銘茶探訪(6)

福鼎白茶

白茶は、ほんのりとした甘みと爽やかな香り、涼やかな喉ごしが特徴で、お茶好きの間では人気がある。福鼎は中国福建省の東部に位置する有名なお茶の産地で、緑茶や紅茶に加えて、上質...

中国銘茶探訪(5)

陳年六堡茶

2025年1月1日、マレーシア六堡茶協会と河南省茶葉商会の招きにより、筆者は鄭州国香茶城で開催された「2025新年茶会・六堡饕餮」に参加した。主催者は参加者を5種類の陳年...

中国銘茶探訪(4)

祁門工夫紅茶

2024年10月、私は安徽省茶業界のご厚意により、安徽・祁紅博物館の顧問に就任した。祁門紅茶は安徽を代表する銘茶であり、国内外で広く知られる高級紅茶である。現地の政府や製...

中国銘茶探訪(3)

六安骨

粤港澳(広東・香港・マカオ)地域の老舗茶店には、「六安骨」と呼ばれる謎めいた銘茶がある。60歳以下の人にはほとんど知られておらず、新しい茶店ではまず見つからない。代々続く...

中国銘茶探訪(2)

熟成祁門安茶

2024年10月20日、筆者は祁門県政府および祁門安茶のリーディングカンパニーである祥源茶業有限責任公司からの招きを受け、安徽省黄山市祁門県で開催された祁門安茶夜露祭・祥源安茶工場キックオフイベントに出席した。本稿では、産地で得た見聞と資料をもとに、お茶愛好家の皆さんと共に、神秘的で希少な祁門安茶について考察してみたい

中国銘茶探訪(1)

鳳凰単叢の名品——鴨屎香

鳳凰単叢は、中国で最もマイナーなウーロン茶である。品質は優れているが、知名度は鉄観音や大紅袍には到底及ばない。ここ数年、鳳凰単叢の中でも特に優れた品種である鴨屎香が大ブー...