暮らしながらカラダを整える 「温活フローリング Just Touch」

遠赤外線技術の応用範囲が広がるなか、リカバリーウェア「無齢(MUREI)」が日本市場で好評を得たのに続き、名古屋市の株式会社ケースリーが新たな革新的製品「温活フローリングJust Touch」を発表した。遠赤外線技術をウェアラブル領域から居住空間へ拡張し、自宅にいながら癒やされる健康的なライフスタイルを実現する。

従来の電気式床暖房システムとは異なり、「Just Touch」は植物由来の遠赤外線放射成分を採用。バイオ融合技術によって天然木材にゼロエネルギーで持続的な遠赤外線放射機能を付与している。放射される育成光線は614マイクロメートルで、人体が自然に放射する遠赤外線に近く吸収されやすいため、穏やかに血行を促し、緊張緩和や身体の快適性向上に寄与する。

また、本製品は、一般社団法人 日本ホームヘルス機器協会が定める「健康増進機器」の認定を取得しており、その安全性と信頼性が公的に認められている。この認定により、「Just Touch」は日本で初めてこの種の認定を取得した遠赤外線フローリングとなり、ケースリーが住宅・建材分野へ進出するうえでの重要な後ろ盾となっている。

ラインナップは、オーク、チーク、ウォールナットの3種類。住宅、オフィス、介護施設、スポーツ施設、公共スペースなど、幅広い用途に対応する。床の上を歩く、立つ、家事をする、仕事をする、休むといった日常動作を通じて、継続的に身体を整える効果が期待できる点も特徴だ。

サーモグラフィーを用いた実験では、使用者がスリッパを履いて床に足裏をつけた後、指先の表面温度が上昇することが確認され、血行促進の効果が足部にとどまらず全身に及ぶことが示された。ユーザーからは、「一日中立ち仕事をしても疲れにくくなった」「冷たかった指先が改善した」「肩や首のコリが和らぎ、動きがスムーズになった」「寝つきが良くなった」などの声が寄せられている。

株式会社ケースリーの川口雄介社長は取材に対し、「最も価値があるのは、特別なことをしなくても、その空間にいるだけで自然に身体の調子を整えられる点だ」と語った。

健康増進への関心が高まるなか、ケースリーにはリハビリ施設や高齢者施設から、介護現場への導入を望む声が相次いでいる。

同社は「健康増進機器」の認定と、遠赤外線技術における独自の強みを生かし、日本の大手住宅メーカーや建材ブランドとの提携を積極的に進めている。

日本の建材業界では健康住宅へのニーズが高まっており、「Just Touch」は次世代住宅の理念を支える核心的な要素になりつつある。川口社長は、「健康技術を居住空間に取り入れ、各家庭が日常生活の中で自然に体調を整えられるようにしたい。将来的には、‘’Just Touch‘’は単なる床材ではなく、健康的なライフスタイルの新たなスタンダードになるだろう」と語る。

衣類から居住空間へ――日本の遠赤外線技術は、その応用範囲を拡大し続けている。健康が特別な仕組みを必要とせず、普段の生活の中で自然に実現されるとき、健康テクノロジーは真に生活に溶け込んでいく。